坂口組が目指す理想の姿
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取締役社長
坂口 雅彦
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取締役専務
権藤 一夫
“坂口組らしさ”とは?
地域から愛され続ける会社を目指して
創業75年を迎えた坂口組。
地元密着企業ならではの仕事の在り方、
そして果たすべき役割とは何か。
取締役社長 坂口雅彦と取締役専務 権藤一夫が
想いを語り合いました。
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取締役社長
坂口 雅彦
取締役社長
坂口 雅彦
1960年、佐賀県鳥栖市出身。1982年福岡大学工学部建築学科卒業後、㈱長澤設計事務所を経て、1986年㈱坂口組に入社。
同社現場責任者、取締役常務、取締役副社長などを経て、2008年8月取締役社長就任。 -
取締役専務
権藤 一夫
取締役専務
権藤 一夫
1959年、佐賀県鳥栖市出身。1982年福岡大学法学部法律学科卒業後、鳥栖基山農業協同組合に入社。1984年より鳥栖基山農業協同組合開発部において宅地開発事業を手掛ける。1995年株式会社坂口組に入社。1997年取締役営業部長を経て2005年8月より現職。
「坂口組に頼んで良かった。」と
心の底から言っていただきたい。
Q.坂口組の仕事に対する価値観
権藤
仕事をする上で大切なことは根本的にどんなことでも必ず同じだと思っています。
私たちが大切にしているのは“綺麗ごとを地で行く”ということ。つまり、綺麗ごとを綺麗ごとで済まさずにそれを実現するための最大限の努力をするということですね。
この業界の中で坂口組という企業を長く存続させていくために、総合建設業の本質として“物作り”に対して、どう真摯に向き合って真剣にやっていくということに関していつも社長やスタッフの皆と話をしています。
建設業や不動産業は、一般のお客様から見るとわかりにくい部分が多い業界です。
そんな中で私たちは専門の業者として一般のお客様が知り得ない知識を沢山持っています。
弊社にご依頼いただいて、10年や30年くらいの長い時間が経過してから「坂口組に頼んで良かった」と言ってもらえるような仕事をしていきたいですね。
特に公共工事物件や建築物は、一度作ってしまったら、またゼロから作り変えることはできません。家も同じように、多くの人は一生に1回しか買えないものです。だからこそ、私たちの仕事は常に正確に、丁寧に、そして“正直”である必要があると考えています。
地元のみなさまに
地元企業の魅力と底力を
もっと知っていただきたい。
Q.働き甲斐のある職場づくりについて
坂口
働き甲斐のある職場づくりをしていくために私たちが大切にしているのは、その仕事が働く本人にとってどんな意味合いがあるのか?を一緒に考えていくことです。自分の生きがい、スタンスはもちろん皆それぞれ違います。個々人のレベルで、それらと目の前の仕事をどう上手く結び付けるか?ということですね。
権藤
私たち坂口組は、地域に根差した総合建設企業として、本当の意味で地域の皆様の暮らしを支えているんです。社会を安全に運営していくために絶対になくてはならない存在だと自負しています。
一般的には土木や建設業というのは良いイメージがないとも言われてしまうのですが、私たちはそのイメージを変えていく存在でありたい。社会のライフラインを支えることに対して高い誇りを持っています。
地域の社会に対して自分自身が役に立つことができている実感と喜びを仲間と分かり合えたら、それは本当に幸せなことだと思います。
坂口
我々の業界は、地に足をついたような仕事をしたいならもってこいな仕事です。
土木や建築、営業の現場で培った経験がその人の立派なスキルになることは間違いありません。こういったことが大前提として、自分の力で成長していくっていう意識があって欲しいですし、そういうことを考えられるような人たちと仕事をしたいと思いますね。
Q.事業展開と組織の在り方について
権藤
坂口組は、土木と建築の両方を事業として展開しています。
土木というのは基本的に舗装工事や宅地造成工事などの公共工事がメインになります。建築は戸建て住宅とそのリフォームなどがメインです。これらの事業を掛け合わせると、不動産の流通からその土地の造成工事、上下水道などのインフラ整備、そしてそれから上に建てる建物の設計・建築、そしてその建物の修繕まで全て一貫して対応することができます。
特に今力を入れているのは、一般的なご家族様が住まうお家としての木造住宅。様々なニーズにお応えできるよう、社内の体制を整えています。
もちろん建てるだけではなく、古民家をリノベーションしてまた再利用していくことで価値を復活させて再流通させたりとかですね。
おかげさまで鳥栖エリアの住宅着工棟数ではナンバーワンの実績を頂くこともできました。鳥栖の周辺で木造住宅を施工するなら坂口組に相談したら大丈夫。と言っていただけると本当に嬉しいですね。
坂口
また、坂口組はこれまで長年、同族経営という形の中で坂口家が会社を受け継いできました。
ただこれから先、企業として生き抜いていくためには、同族経営に対する過度なこだわりはありません。実際に、土木の部門や工事の部門、営業の部門において新卒や中途で坂口組へ入社してくれたメンバーたちで役員を構成しています。
権藤
次の世代の方々がこの会社を、いい意味で上手く使ってもらえればと思っています。
この会社をうまく回してくれて、自分たちの幸せ、そして地域の貢献ができるような会社にしていってくれる人がトップに立ってやっていっていただきたいなというふうに思いますね。
Q.坂口組の強みと今後について
権藤
すごく考え方はシンプルで、10年後、20年後、30年後に「坂口組さんにお願いして本当によかった」と言っていただけるものを作って、売っていきたい。
私たちの業界は、もちろん完成した瞬間にも価値があるんだけど、本質的な価値はもっと時間が経過した時に現れてくるんです。生活のインフラも住宅も、数十年に渡って長く使っていただくものですから。30年後によかったって言ってもらった人たちが増えた分だけ、坂口組という会社の価値は大きくなる。
坂口
だからこそ私たちは地元に密着で事業をやるんです。
万が一なにかトラブルが起きた時もすぐに対応ができます。ワンストップでサービスが一貫しているので、責任の所在も明確で透明性の高い会社です。これこそが本当の“皆に誇れる正直な仕事”に繋がると思っています。
全国展開の会社様ならではの安心感ももちろんあるとは思いますが、ぜひ私たちが考える安心感を信じていただきたい。地元企業の本当の底力と魅力をもっと皆さんに知ってほしいですね。